2024年12月よりJST ASPIRE(2024年12月~2028年3月までの3.25年間)の支援を受け、MIT CSAIL(マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所)のSaman Amarasinghe教授の主催するCOMMITグループと、「エッジ・クラウド協調AI計算基盤のためのDSLとコンパイラによる高度な自動コード最適化」というテーマに関する国際共同研究を進めています。本研究においては、AIアクセラレータやクラウド基盤を対象とした高度な自動コード最適化を中心とした技術を開発し、システムレベルでの性能と消費エネルギ効率を格段に向上させることを目指します。本研究は、近年、特にAI分野からの計算要求に対して、サーバからエッジデバイスに渡るまで高性能かつ低消費電力なチップやシステムを開発することが直接的にデータセンタやエッジデバイスの電力消費問題、および、製造に由来する二酸化炭素排出問題への解決法として発展していくことも期待できます。
【研究体制】
日本側研究代表 | 佐藤幸紀(豊橋技術科学大学) | 計算機システム性能工学研究室 |
相手国側研究代表 | Saman Amarasinghe (MIT CSAIL) | MIT COMMIT Group |
日本側研究分担者 | 坂本龍一(東京科学大学) | 坂本研究室 |
日本側研究協力者 | 八巻隼人(電気通信大学) | 八巻研究室 |